面白人間大会が開催された。 開催される場所も面白かった。 とちのきファミリーランド。 経営難になりすぎて、何故か逆に入園料を無料にし完全開放してしまった開き直り遊園地だ。 そこにはゴーカートコースターというアトラクションがある。 ゴーカートの形をしたローラーコースターがちょこまかと動き回るのだが カーブが急角度過ぎて何人もの子供達が首をやられている。 そんな凶悪な場所だ。 そしてそんな僻地に日本の面白人間と名高い5人の精鋭が登場し、その面白さを競うのだ。 司会は声優の山寺宏一。 山ちゃんは高田信彦がアニメキャラのようにデフォルメされた人形を持っている。 そして人形の背中に不自然につけられた赤いスイッチをヘラヘラ笑いながら押した。 すると高田人形の口が開き、ひどく音割れした声で 「超面白い人たち…出てこいやぁ!」と言い放った。 山ちゃん「まずは一人目…勝俣州和!!」 勝俣「しゃーっ!!」 いつもの気合いで階段を駆け下りてきた勝俣だった。 だがしかし、その姿はひどく痩せ細っていた。 山ちゃん「勝俣選手はアマゾンの奥地でのロケ中に、現地の人も見たことないような何か妙に青い虫に噛まれて このような状況になっている中参戦してくれました!!」 勝俣「翔さん、待っててくださあああーい!!」 山ちゃん「2人目…Sowel!!!!」 Sowel「キエーッ!!」 山ちゃん「売れなくなった途端にシフトした謎の露骨なエロ路線が明らかに不評な歌手のSowelさんです! その迷走っぷりが面白いと評価されての参戦です!!」 Sowel「ギャギャキエーッ!!!」 山ちゃん「3人目…矢沢永吉の娘!!!」 黒の革ジャンを着て颯爽と登場した矢沢永吉の娘だったがその姿はひどく痩せ細っていた。 山ちゃん「矢沢永吉の娘はアマゾンの奥地でのロケ中に、現地の人も見たことないような何か妙に青い虫に噛まれて このような状況になっている中参戦してくれました!!」 勝俣「俺と同じ状況の奴いんの〜!?」 山ちゃん「…」 Sowel「…」 矢沢永吉の娘「…」 勝俣「…そんなことより翔さーん!!待っててくださーい!!!!」 山ちゃん「4人目…ヨルダンで射殺されてからの奇跡の復活!!メカ青木龍一郎!!!!!!」 メカ青木「ウィーン…ピーガガガ "イコノグラフィー ヲ ミンナデ マナボウゼ"ピピピ」 山ちゃん「お馴染みのセリフが炸裂します!!」 メカ青木「"ボク ワ ブログ界ノペリオイコイ ナンダケド… ソノ晩ワ 謎ノ 腹痛ニ 苦シンダ…"ピピピ」 山ちゃん「これは先端科学の完全勝利ですね!!…おや?腹の♪マークは何でしょう、ちょっと押してみましょう!」 山ちゃんがボタンを押すと肛門につけられたスピーカーから音楽が流れてきた き〜みの〜 びょぉ〜きが〜 な〜お〜る〜とき〜♪山ちゃん「HASAMI groupだ!!ケツから『病気が治ったら』が流れ出した!! なんてハイテクなんだメカ青木龍一郎!!!」 山ちゃん「なお5人目の参加予定だったタレントの千秋さんは会場に来る途中にトラックの内輪差に巻き込まれて 静かに息を引き取りましたので不参加です!ご冥福をお祈りします!」 次回、勝俣 VS Sowel VS 矢沢永吉の娘 VS メカ青木龍一郎 の死闘スタート!!!!!!!!!!!!!!!!! 【ちょっとだけ覗き見!!次回予告】フライング★蔵出し先行情報公開!!!!!!!!!勝俣は園内を巡回してた軽トラにはねられて死ぬ
[ 2012/04/25 23:42 ]
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星空が消えてしまいそうなくらい暗くなった空の下 僕とモモサキはひびの入った土管に腰を掛け夏の虫の音を聞いていた。 「モモサキよ、モモサキ。」 「はい」 「結婚するらしいな」 「しないですよ。誰と勘違いしてるんですか」 「そうか…」 僕は地面に目をやると小さい蜘蛛が草木をかき分けて歩いていた。 「モモサキ」 「はい」 「僕、結婚できると思う?」 「絶対できないと思います」 「なんで?」 「だって青木さんって気持ち悪いじゃないですか」 「…お前、いっつもそういうこと言ってくるけど それ本気で言ってるの?それとも、そういうノリ? なんかふざけて言ってんのか、本気で言ってんのかよく分かんないんだけど」 「いや、本気ですよ。逆にノリで言ってると思えるところが凄いですね」 「何、お前、怖い」 「怖くないですよ」 僕は地面に目をやるとさっきの小さい蜘蛛がカマキリに食べられていた 「モモサキ」 「…」 「モモサキ」 「…」 「無視?」 「…」 「僕、凄い暴言吐いたりするより、そうやって無視すんの一番ヒドイと思う」 「なんすか(笑)うるさいですよ」 「僕、どうしたら彼女できると思う?」 「青木さんさっきから本当しょうもないことしか言わないですね。 無理ですよ、できないですよ」 「違う、そういう感じのノリをしたいんじゃなくて。 本当真剣に考えよう。僕マジで彼女欲しいんだよね」 「今、青木さん、マジで気持ち悪いですよ」 「気持ち悪くないから」 「いやだから、そこで自分のキモさを否定しちゃったらそこでストップしちゃうじゃないですか。 自分のそのキモさを受け入れた上で『じゃあ、どうすればいいのか』って考えていきましょうよ。」 「じゃあ、どうすればいいの!?言ってよ!!何でそんな上から目線なの!?バカじゃん!!」 「ほら、もうそうなちゃったら僕が何言っても無駄ですよ そうやってすねちゃったら、僕の言葉だって真摯に受け止められないでしょ」 「その冷静な大人な感じがスゲームカつく!ってかお前もキモいよ!」 「そうですね、キモいですね」 「そこはお前も否定しろよ!そこお前が受け入れちゃうから何か僕だけスゲー子供 みたいな感じになっちゃうじゃん!!」 モモサキは一瞬黙って空を見て、もう一度僕を見た。 「僕がこの瞬間、急に死んだら青木さん、どうしますか?」 「そりゃ悲しいよ」 「あ、ちゃんと悲しんでくれるんですね。じゃあ、青木さんはキモくないです」 「『じゃあ』ってなんだよ」 ふと我に返ってあたりを見回した。 夜の公園に僕一人だった。 そうだ、モモサキは死んだんだ。 死んだんだった。 本当に死んだんだった。
星空が消えてしまいそうなくらい暗くなった空の下 僕とモモサキはひびの入った土管に腰を掛け夏の虫の音を聞いていた。 「モモサキよ、モモサキ。」 「はい」 「結婚するらしいな」 「しないですよ。誰と勘違いしてるんですか」 「そうか…」 地面に目をやると小さい蜘蛛が草木をかき分けて歩いていた。 後ろから 「うぃーす」 と声がした 吉田君とパンダ君だった。 青木「4人が集まるのも久しぶりだよね」 パンダ君「このしばらく会ってない間に彼女できた人、挙手」 誰も手を挙げなかった。 パンダ君「…お前ら、期待を裏切らないな」 ここで吉田君が立ち上がり、何か言いたげに空を見つめだした。 そして僕らの方に振り返りゆっくりとした口調で話し始めた。 「俺…彼女はできなかったけど…妻ができたんだ」 僕らの隙間を少しの風が通り過ぎた。 吉田君は短いセリフを言い終わると自分の足元をずっと見つめだした。 モモサキ「嘘でしょ」 吉田「うん、嘘」 青木「うざ」 モモサキ「50代のホームレスにいきなり妻ができるわけないですよね。シンデレラよりシンデレラストーリーですよ、そんなの」 ここで黙ってたパンダ君が少し溜息をついた。 そして言った。 「お前ら見てると本当に面白いわ。…ってかさ、俺もちょっと言いたいことあるんだよね」 僕ら3人は何も言わずパンダ君を見つめた。 パンダ君は珍しく真剣な表情でボソリと喋り始めた。 「俺さ、妻ができたんだよね。本当だよ」 僕らの隙間を少しの風が通り過ぎた。 パンダ君は短いセリフを言い終わると自分の足元をずっと見つめだした。 青木「嘘でしょ」 パンダ君「うん、嘘」 吉田「うざ」 青木「そもそも何でパンダが喋ってんの?中に人間入ってるの?」 パンダ君「え、今更そこ突っ込んでくんの?」 モモサキだけが何も言わず一人でクスクス笑っている。 吉田君が「何笑ってんだよ」と言う。 「僕、ちょっとみなさんに報告が」 僕ら3人は何も言わずモモサキを見つめた。 モモサキは一言つぶやいた。 「僕、結婚するんです」 僕らの隙間を少しの風が通り過ぎた。 モモサキは短いセリフを言い終わると自分の足元をずっと見つめだした。 吉田「嘘だろ」 モモサキ「はい、嘘です」 パンダ「うぜぇ」 吉田「お前まだ16じゃん。法律上結婚できないぞ」 モモサキ「18です。結婚できますよ。吉田さん、今、普通に間違えましたね。」 吉田「…あぁ。」 ここで僕は立ち上がって「実は僕も結婚するんです」と言った。 3人はぽかんと僕を見つめた。 モモサキ「何か青木さんだけ、今ちょっとタイミングおかしかったですよ」 青木「何が?」 パンダ君「焦りすぎて妙に間を開けずに言っちゃったから、何か変な感じなっちゃってたぞ」 モモサキ「そうですよね」 ふと横に目をやると吉田君が腹を切り裂かれて倒れていた。 臓器が飛び出し、顔面はひどくえぐられていて、肉片がそこらじゅうに飛び散っていた。 音も無く、瞬時に惨殺された彼を僕らは土に埋葬し、その後、コンビニでブラックサンダーとすっぱむーちょ買って帰った。 幼馴染のいる奴ら、全員、耳の病気になればいいのに。
星空が消えてしまいそうなくらい暗くなった空の下 僕とモモサキはひびの入った土管に腰を掛け夏の虫の音を聞いていた。 「モモサキよ、モモサキ。」 「はい」 「結婚するらしいな」 「しないですよ。誰と勘違いしてるんですか」 「そうか…」 地面に目をやると小さい蜘蛛が草木をかき分けて歩いていた。 「モモサキよ、僕が街頭インタビューを受けたらちゃんと『引きこもり・男性(20)』って表示されるのかな?」 「青木さん、マジで死ねばいいのに」 モモサキは最近、とても生意気だ。 まぁ、こんな奴うでづくでぶっとばせば一発だよね!? きええええええええええええええええええええええええええええええええええ きえええええええええええええええええええええええええええええええええ きえええええええええええええええええええ き き きええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
[ 2012/03/18 19:35 ]
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最近、新しい遊びを色々考えていて、そのうちの一つが 「ネットでたまたま見かけた一般人を一人ターゲットにしてその人をネットストーキングする」という内容の遊び。 ブログとかtwitterとかその他を駆使して極限までその人の情報を収集していくという。 女性相手にやるとなんか犯罪臭いので、あくまでも男性で誰かを。 なんて言うに決まってるか、当然女の子だよ。 女の以外外ストーキングして何の意味があるんだバカ。 まぁ、めんどくさいんでそんなバカげたことしないんですけどね〜!!!!!! 今日はですね、まずは野宮君が関東チェーンソーチェーンソーズ読者のみなさんにメッセージがあるみたいです。 「この文章をそのまま載せろよ、ちょっとでもどっか修正してネタっぽくしたら殺すぞ」と念を押されました。 文章全部消して代わりに辻希美オフィシャルブログのどっか適当な日の記事の文章にすり替えてやろうかと思ってたので 釘を刺されたときは少しドキッとしてしまいました。 というわけで、みんなのアイドル野宮君が書いた文章をそのまま載せちゃいたいと思います。 「えーと、まぁ、とりあえず俺がまるでヤバいやつみたいに描かれてるみたいですけど ここは俺と青木の喧嘩の場所じゃないから、今、俺が青木の悪いこととかいっぱい言って反撃する とかそういうことはしないですけど、俺の描かれてるキャラ(?)みたいなのが とてもキチガイみたいだっていうことは誤解です。 俺は今後青木君へのネタ提供を拒否します。」 …学歴の無い野宮が一生懸命におつむを使って打った5行だ。 口に出して読んでみるだけで愛しさがこみ上げる…。 野宮の妹はブスのくせにニコニコ動画かUstreamか何かで自分の踊りを配信している。 この間、野宮の妹がマスクしてフード被って顔隠しながら 変なアニメ(?)か何かの曲を踊ってる動画を見ていたら、 途中に壁をガンガン叩く音と隣の部屋にいる野宮の「うるせぇブス!ぶっ殺すぞ!」って言う声が 微かに聞こえてきて、その瞬間僕は爆発したように笑い狂った。マジで死ぬかと思った。 まぁ、実際はそこまでブスでもないし、友近みたいだし、言ってみたらキスとかちょっとしてみたいしそんな感じです。 もっと言えば僕は野宮の妹よりも断然、青山の妹の方が好きだけど。 部活でバレーやっててすげームチムチしてるから。 前に青山の家に上がったときに久しぶりに見た青山の妹がリビングのドアをガチャッて開けて 「青木君、どうも、久しぶりですね。私太ったと思います?」 って聞いてきて、僕が 「え?いや…」 ってしどろもどろになってたら 「太ったって言いたいんですよね、分かってますよ」 と笑顔で言いながらバタンってドア閉めて2階にタッタッタッて駆け上がっていったときには 冗談抜きで半端無く胸とか揉みたいと思ったけど。 …そんなことどうでもいいんだよ、話逸れた。 おい、野宮。見ているか。 野宮、残念ながらお前はガチで普通にきちがいだ。 「勝間和代消えたなwwww」とか言ってゲラゲラ笑ってる場合じゃねえぞ。 今、世界は半端ねえぞ。 僕はお前に殺意を抱いている。 一生消えることはないであろう永遠の殺意だ。 人間は頭が良すぎる。 発達しすぎた倫理観は時に生物に本来備わった本能すら押しつぶす。 お前が人ごみでパニックを起こしているとき 僕は本当は、後ろで笑ってる ごめんな、野宮、僕はお前を愛しすぎている。 最近はたまに「野宮さんって実在するんですか?」って聞かれることがあってそのたびに僕は そいつの首を絞め、泣きながら 「何で居ないことにしちゃうんだよおおおおおお!!」 と言ってぶん殴り、倒れたそいつの腹をガンガン蹴りながら 「あいつの気持ちが分からねえのかよ!?なあ!!!居ないことにされちゃうあいつの気持ち、お前にわかんのかよ!なあああああ!!」 と叫び続ける。 野宮、いつかコーラの飲み放題に行こうぜ。 入ってるのはいくら飲んでもお腹が痛くならない魔法の炭酸なんだぜ。
[ 2012/02/07 08:56 ]
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心の瞳1曲しか入ってないi Podを常に持ち歩いている。 ゲームセンターとサーカスの配色はよく似ている。 高校時代に創作に熱中していた奴は大人になっても そこから抜け出せなくなってしまいがちだ。 おぉ、そうだ僕は小学生時代から抜け出せないままだ。 恐らくそこに成長が足を引きずった跡すら無い。 大人になった僕は今までに増して何も知らないままだ。 ZOZOTOWNのCMが気持ち悪くて嫌悪感を覚えているのに 僕は引きこもりなのでZOZOTOWNでしか服を買うことができない。 なんという矛盾だろうか。 矛盾? 矛盾ではないだろう。 世の中のシステムにおちょくられているだけだ。 ネットショッピングは賭け事だ。 バーチャルで成し得るわずかな実感で商品を選び 架空のカートにそれをブチ込む。 顔の見えない相手に自分の情報を晒しあげるその対価として 商品がこちらへやってくる。 そして僕たちは商品を家に招き入れる。 アラブの大富豪がZOZOTOWNのすべての商品にチェックを入れ 色違いもサイズ違いも全部カートにぶち込んで 笑いながら支払いボタンを押した。 ZOZOTOWNは一瞬で廃業に追い込まれた。 経済格差の残酷さをまざまざと見せつけられた事件だった。 たとえば僕が自分の押入れから ジャイアンツのロゴの入った帽子やピコやプーマのTシャツや バッドボーイズの迷彩柄のズボンやその他数多くの いかしたアパレルをゴミ袋に入れて 新宿のルミネ前に出かけて 路上で売り始めたら まずホームレスが奪いに来る。 それを僕は泣きながら必死に追い払う。 どこから湧き出してきたのか分からないような ズタボロの中年たちがよだれを垂らしながら 商品を奪いに来る。 ドラゴンの書かれたパーカーの端を持って引っ張り合う 僕とホームレス。 僕はウワンウワンとうなり声をあげながらルミネの前で号泣する。 商品がすべて無くなってしまったから 今度は僕の身ぐるみを奪われる。 またしても駅前で全裸になってしまった僕は 急に泣き止み無表情になって アスファルトの上に大の字になって寝そべってしまった。 泣き疲れて眠ってしまった。 夜中に目が覚めた。終電を逃した後も騒いでいる大学生や へべれけになりすぎておぼつかな足取りのサラリーマンがたくさん居て怖かったので 僕は時速300kmで走って家に帰った。 家に帰ったら 玄関の前に可愛い中国人の女の子が居て 僕のむき出しになった股間を指差して笑ってるので 双方の合意の上で 楽しくセックスをした。
[ 2012/01/06 12:48 ]
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【大学行きのバスで僕は本日538回目のセクハラで538回目の退学を命じられる。】 大学行きのバスに女が乗っている。 僕の目の前に女が立っている。 僕がこの女を好きだとジャッジするのに 必要な時間はたった一瞬だ。 君の手をそっと握りしめれば はい、グッドフィーリング。 僕の全てに温度が通る。 君の首元にキスをすれば はい、グッドフィーリング。 僕の全てに電気が付く。 でも運命はソー・バッド。 君は驚き、怯えた表情で叫び始める。 僕は悲しそうな顔をして両耳を塞ぐ。 僕は屈強な男たちにバスから引きずり降ろされ 僕はアスファルトの上でボコボコにされる。 【you tube】 you tubeは大変すばらしい動画投稿サービスだが一つだけ欠陥がある。 自分の動画に高評価を付けれないことだ。 僕は自分の動画に高評価をつける用のアカウントを1万持っている。 だから僕のアップした動画は常に1万の高評価がつけられている。 【海に行こうよ】 あの子 毎日 汚れだらけ 綺麗な洋服を買ったはずなのに 君が「海が見たい」と口走った瞬間 君は海を見るためだけの存在になってしまう 海を見てしまえば すぐに消えてしまう 悲しい存在に成り果てる 【道路に響く笑い声よ】 笑って走るトラック 毎晩 街道を進む 【たった少しだけ昔の話】 2009年 僕は君と釣りに行った。 この話は君の髪型が確かつるっぱげだった頃だよ。 一番 魚が連れやすいスポットは背の高いフランス人の団体に占領されていたので 僕らはそこから少し離れた草原に腰を下ろした。 釣り糸を垂らす。 1時間経ってもまったく釣れない。 君は眠そうな顔をしている。 持ってきた飴玉ばかりが減っていく。 飴の舐めすぎで口の天井がヒリヒリしている。 ふとフランス人の方を見ると 彼らの持ってきた水槽にたくさんの色とりどりの魚が入っている。 彼らの 「タイリョウデース、タイリョウデース」 というご機嫌な声と笑いが聞こえてくる。 僕は怒った。 僕は15メートル離れたフランス人たちに向かって叫んだ。 「ヘイ、ユー!!」 フランス人たちはこっちを見た。 僕は着ていた服を脱ぎだした。 彼らがどよめいた。 「ヘイ、ユー!!マイネームイズ、リュウイチロウ・アオキ フロム ワンダーランド!」 そして全裸になり股間を指差して叫んだ フランス人たちがドッと爆笑した。 僕を指差して高笑いをする。 僕は続けた。 「アイムフィッシング!…フィッシング!ヒア!…バット、フィッシュが居ない!ヒア!!」 フランス人たちは腹を抱えて地面をころげまわった。 眼鏡をかけた中年の親父が笑いすぎてゲロを吐いた。 「シャラップ!アイム・アングリー!!ベリーベリーアングリー!」 そのときだった。 君も服を脱ぎだしたのは。 僕はそれをとがめて 「ちょっと待って!君は脱がなくていい!」 と言った。 そのとき風が吹いた。 「風邪をひいてしまうから」 僕はそう言い終わると、君を川に投げ、釣り糸で釣って、魚拓にして、部屋に飾った。
[ 2011/11/28 19:34 ]
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