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「ロッテリアの店内で子供がクネクネしていた。」

「子供の親は何をしてた?」

「両目を手で覆い隠して『見えない見えない』としきりに言っていた」

「お前はそのとき、何を感じた?」

「人間で生まれたことを恥じた」

「人間?」

「僕は人間だ。なぜならうんこをするからだ」

「これからはどうするつもりだ?」

「軽くオネショをした後に、ジョッキ一杯の鼻水を飲み干そう」

「それは自己顕示?」

「違う形の自己顕示」







僕達は良いものも悪いものも、何もかも飲み込んでいるような気がした。
酷く気分が悪い。






「写真の中で手をつないでクルクルと回っている子供たちは全員、80年後、苦しみながら死んだ」

「ポケットに手を突っ込んで微笑している少年は真っ先に肺がんで死んだ」

「丘の上の校舎。英語の教科書かなんかに載ってるよ?」

「分からない。分からない。」







僕は、キツネのような顔をした少年にナンパをされた。
彼は僕をカフェに連れて行った。



少年「町外れの煙突を見たことがありますか?」

僕「見たことある。それどころかよく行く。あそこの煙突はこの町のケツの穴みたいで美しい」

少年「あそこの煙突の上で、白い顔をして笑ってるのが僕です」

僕「いつも、煙突の上に誰かが立っているのには気づいていた。君だったのか」

少年「あなた、社会不適合者なんでしょう?」

僕「その通りだ」

少年「そんな顔をしている。脳に蛆が湧いたロバのような顔だ」

僕「お前はどうなんだ」

少年「僕は社会適合者です。見てください、店の外に汚い格好した女子高生がいるでしょう」

僕「本当だ、ピアス、黒めのメイク、異様な色合いの髪の毛、短いスカート、恐らく学校には行っていないだろう」

少年「あの人に、僕はただのフリスクをラップに包んだものを5千円で売ることが出来る。」

僕「汚い女は、そのフリスクを覚醒剤かなんかだと思って高値で買ってしまうわけか」

少年「その通り。『すっごいクるから気をつけて』って言うんです」

僕「あの女は汚い」

少年「そうです」

僕「…」

少年「バカって生きるの大変そうですね」

僕「…」





少年は帰り道、医者に蹴飛ばされて死んだ。
綺麗な宇都宮をもう一度。
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10.13 (Mon) 22:32 [ 日記 ] TOP▲