金曜日の夜の話。
ミュージックステーションでまたジャニーズがスペシャルメドレーやってた。
二十歳超えた女達が、顔だけの薄っぺらいガキどもにギャーギャー騒いでる。
何て気持ちの悪い光景なんだろう。
でも最近、ジャニーズを見ても
殺意が沸かなくなった。もう
どうでもいいと思った。ガキ達が群れて調子こいてかっこつけてても
無視するようになった。別に僕と関係ないところで騒いでる分には何も言いたくない。
だけど奴らがサマーソニックとかフジロックとかにやってきたら
僕はジャニーズ事務所の奴ら全員ぶっ殺しに行く。
メドレーの途中で僕は家を出た。
そしてゲロを吐いてしまった。
カシューナッツと果実シロップの混ざったゲロを。
(その日の僕の夕飯はカシューナッツと果実シロップとうんこ)
僕は家の前で、口からゲロをタラタラ垂らしながら真顔で立ち尽くした。
月に向かってもう一度ピューッとゲロを出した。
あの満月に僕のゲロをひっかけてやりたいよ。
この夜空に僕のゲロ川をかけてやりたいよ。
この広い空に僕のゲロをまみれさせたいよ。
でもいつもゲロにまみれるのはこの僕であった。
ここで、隣から車イスに乗ったシワだらけの老人が、ゆっくりとこちらに向かってきた。
僕は声をかけた。
「こんばんはごきげんよう。綺麗な夜空ですね」
老人は黙ったまま僕を睨みつける。
僕は口のまわりについたゲロを腕で拭いながら言った。
「でも星よりも僕のゲロの方がキラキラと輝いていることに気づいたんです。
だから僕は月とゲロはペルソナ・ノン・グラータだと思ってます」
僕がそういい終わると同時に、老人の車椅子の車輪から炎が噴き出した。
そしてゴゴゴゴゴと音を立てて車椅子は宙にゆっくりと浮かび上がった。
遂には車椅子はロケットのように月へ向かって飛んでいってしまった。
老人は僕に何を言いたかったのだろう。(※)
(※僕の予想:別段、特に何も言うことは無かった。)
老人の車椅子ロケットは空中で破裂した。
そしてそれは花火のように弾け散った。
辺りから歓声が沸きあがった。
僕はその老人花火を見て、フッと笑って「くだらない」と呟いた。
足元のゲロは真っ赤な血に変わっていた。
その夜、僕は世界人口65億人の中で最も美しかった。
ラスト3行がツボすぎるwww
笑いが止まらない。
ホント、貴方みたいに気持ち悪いほど美しくて、ハイカラでイカれた人間はね
他にいないと思う。
今日は素敵な貴方に出会えたから
何だか明日も生きられそうだよ
キミの詩を読むとなんかキミを抱きしめてあげたい気分になる
これすげーな…
笑いと文学の融合だ!
あの満月に〜からの三行のくだりがとても好き。
ちょっとだけ(人間界の数字に直すと0.3ペソメートルくらい)気分が良くなったよ。
美しい〜(>_<)
かっけえなおい
老人怖いな
また俺をのけものにしやがったなぁ
福島なめやがって
桃が特産品で何が悪い
でも結局はゲロまみれの青木は美しい
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