カップラーメン作るかのようにトラウマをつくってしまう 

最初に僕が生まれて次にちんこが生まれた。
ほぼ同時に生まれた僕らだったけど
僕は中途半端な高校の引きこもり。
ちんこは市内の有名進学校の成績優秀者。

ちんこは弛まぬ努力をしていた。
一方、僕はただ意味の無い自明を撒き散らしていただけだった。





ちん子。









クリスマスシーズンなんだけど今年の夏の話。








ガムテープを顔中に巻きつけ、ワックスで髪の毛をサイヤ人のように立てて
笑いながら近所の公園の池の周りを何周もしている。
200周目の手前で池の中から綾瀬はるかがでてきた。
僕は急に緊張してしまって挙動不審になってしまった。

綾瀬はるかは池の中から這いずり出てきて風呂に入った後の犬のように、体を震わせてしずくをとばした。
そして僕の尻を撫で回しながら、老人のような声で
「わしも…うんことやらを…食べてみたいものですなあ…」と言ってきた。

僕は声を震わせながら
「あの…僕は青木龍一郎と申します。血液型はてんびん座。出身地は175センチです」
とホザいてみせた。
まさに見せかけのパラダイスだ。


綾瀬はるかは両手を上に掲げ、足を開き、大の字の体勢で立ち言った。





「うんこ




おいしくて…
酸っぱくて…




悲しくて…」





公園に救急車が到着し、車内から、体は大人でスーツを着ているのに
顔はどうみても3歳児という不気味な奇形集団がキーキー泣き叫びながら
一斉に飛び出してきた。
僕は既に、おしっこを6年間我慢してたんだけど
そのとき、とうとう漏らしてしまった。
奇形集団は綾瀬はるかをボコボコに殴りつけ、あるものは顔にちんこを擦り付け
僕はその光景を見ながら、自分の腹を両手で何回も思い切り殴りつけ
綾瀬はるかはそのまま精神病院に連れて行かれてしまった。




一人、公園に取り残された僕は1回すべり台をすべって
家に帰ることにした。




帰り道、キャバクラの広告の入ったティッシュを貰った。
しかも、来ませんかではなく、働きませんかという内容だった。




キャバガール革命!
乙女の夏稼ぎ!
稼いだお金でネイルにエステ!




僕はその場でティッシュを地面に叩きつけて言った。



「何が革命だ!自分革命ですらまだ出来ていないというのに
キャバガール革命なんてできるわけが無いんだ!
君は今、何革命なんだ!教えてくれ!!
僕はそこらへんの女子高生よりもよっぽど乙女だし
よっぽどエイズを恐れている!!
でも、それは悲しい引きこもり革命だ…!!
頼む!教えてくれ!みんなはどのくらい成長してしまったんだ!
あの小学生だったころからどれほどに変わってしまったんだ!
どんなとき、どんな場所で、何回革命をおこしてきたんだ!
世界が終わってしまうとき、僕は公園にでかけてみんなにさよならを言うだろう!
僕が始まったとき、一体世界は何を考えていたんだ!!
最初に僕が生まれて次にちんこが生まれた!
ほぼ同時に生まれた僕らだったけど僕は中途半端な高校の引きこもり!!
ちんこは市内の有名進学校の成績優秀者だった!
全てにおいて、無表情だったものの勝つ世界だということを僕はすっかり忘れてしまっていたんだ!
ちんこは弛まぬ努力をしていた!!
一方、僕はただ意味の無い自明を撒き散らしていただけだった!
僕の好きな近藤さんは『私なんて周りの人たちよりもなんか子供っぽい気がする。自分だけ置いてかれてるよう』と言った!
僕は、そんなことは無いよ、君はすごく綺麗ですごくこの教室を切り裂いている!!と言いたくなった!
近藤さんは真っ黒な海の中に浮いている懐中電灯のようだったんだ!と言いたくなった!!
でもそんなこと言えなくて、教室の掃除用具箱の前で鼻糞をほじって立っていた!席がなかったからだ!!
この世は全て運命によって動かされており、それを変えることなんてできないんだなんていうけど
それだったらなんて糞な世界なんだろう!
運命を全部食ってしまう奴が現れたとき、それも運命だったと言えるのか?
風が今、僕を撫で回したのも運命だと言えるのか!?
音が今、僕の脳の中で何回も何回も指差し確認をしてるのも運命だと言えるのか!?
だとしたら、僕は完全に運命にナメられてしまっている!
このままじゃないけない!!不幸な奴らはみんな運命にナメられてるんだ!
運命をビビらせなきゃいけない…!猫がご飯を食べてるところを撮影した写メをまず
全部削除しなければならない!
血を吐け!裏切れ!全てのものを不平等にすればこの世は平等になる!
運命なんて言葉を最初につくった奴はそれだけで死刑級だぜ!!友達が欲しい!!」





そこのキャバクラで1週間働いたが体が持たず、次の週にはボロ雑巾のようになっていた。
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[ 2008/12/04 22:35 ] 日記 | トラックバック(-) | コメント(-)