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甘い蜜吸えるくらいの元気あんのかい、自分
生きてること逆手にとって
やりたい放題の猿以上人間未満、自分
必ず殺されて戻ってくる旅はもうたくさんだ自分

嫌んなっちゃったよ
いくら目こすってもかすんだままの世界
どいつもこいつも考えてることは
報酬、自存、性癖自慢
報酬、自存、性癖自慢
報酬、自存、性癖自慢

過去未来の自分を予想するとき
背後には青白い顔をした自分が笑ってる

【25歳の自分の日記】
僕は今日も連続無職日数の記録を更新する
じだらくな生活の中で酸素のムダ使い
狭いアパートの真ん中で寝転んで一人歌謡大会
夜に仕事から帰ってきて玄関を開けた途端部屋に倒れこむ彼女 を見て
血液がじっとりした感覚を覚えるが
すぐにどうでもよくなり再びマンガ本を読み始めた
夜中、ベッドで考えることはいつも同じ
どこからこうなった
どこからこうなった
どこからこうなった
夜中、ベッドで考えることはいつも同じ
どこからこうなった
どこからこうなった
どこからこうなった



【高校2年生のラブソング】
授業中にゴムで髪を縛っているとき
授業中に口をタオルで押さえてるとき
その瞬間だけまさに君だ 震えるくらいキュートで
最高の君さ イェイ!

スティッチのボールペン…
花柄のペンケース…
ピンク色の電子辞書…
中学校の卒業記念品のシャーペンを
未だに使ってる君が好きさ イェイ!

手さげカバンに花が咲いてるね
ちゃんと水はやってるかい
それが君の心の花だとすれば
僕はそれを摘み取り
花びらの端に軽くキスをするのさ イェイ!

半端に伸びた爪で
僕の全てをえぐってくれ
その首元のアザを
僕のケツに移植してくれ
今度 脳みそに君のことを考える専用の
部位を増設予定さ イェイ!




【高校3年生のラブソング】
ピストルの持ち手に君の血がついている
ピストルの先端に君の歯型がついている
ピストルの引き金に君の髪の毛が絡まってる

そのせいで、弾、撃つときに頭の中に君が出てきて
結局いつも脳みそぶち抜かれるのも君君君

ごめんね、怖いね
こんなこと急に言い出したら
変な奴だと思われちゃうかな

何度も僕に殺された君は
僕みたいなゴミクズの
目をしっかり見てくれるかい
話をしっかり聞いてくれるかい

知らないだろう
この地球って動いてるんだぜ

それ知ったとき
何故だ
君にむしょうにそれ伝えたくなった

このピストルに君がいた証をもう少しきざみたいから
あとしばらく僕を真っ直ぐ見ていてください







【いつのか分かんないラブソング】
君の手の上に
種をまこう
手のひらを
太陽に向けてれば
水をやらなくても
花が咲くよ

笑ってそれを
見せびらかす君が
すごく可愛いので
もうひとつの手の上にも
種をまこう

両手の色華やかな花々が
艶やかなワンピースに
映えていて
驚くくらい
綺麗だ

僕は目をしばしばさせながら
君の前に
立っている

「きれいだよ」

「すてきだね」

「かわいいや」

言えなくて
僕は小さい声で
「おめでとう」
と言い
ちょっと下を向いて
ちょっと笑って
そのまま
その場から消え失せた

僕は君を忘れないから
君も僕を忘れるな
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[ 2010/09/18 16:17 ] 日記 | トラックバック(-) | コメント(-)