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タイワン料理 

天才と凡人の境界線あたりを彷徨い続けていた僕だけど
ついに本日
晴れて天才になった。

このおめでたい2013/4/19を
一生忘れることの無い数字として
脳みそに入れ墨として彫ろう

これでようやく
凡人と天才の分かれ道にぶつかったときに
係員の人に
「うーん、どっちやろ…。
 パッと見ぃ天才ぽいけど、案外何も無いねんよなぁ…。
 ムズいなぁ…。
 考えてみると、凡人って感じもすんねんなぁ…。
 意外とチョイ天才の要素も入ってんのかなぁ…。
 でもおもろいことなんにも言わへんしやなぁ…。
 天才やったらもうちちょっとおもろいこと言うと思うねんなぁ…。」
って言われることも無くなるはずだ。


この記念すべき日に僕とその仲間たちは台湾料理屋で祝勝会を開いた。
集まったのはマーくんとこじぃと若トマトだった。


僕はこんな夜に
辛い台湾料理をつまんで
友達たちの会話をとても楽しそうに聞いている。

マーくんが酔っ払っている。
いつもより酒のペースが早い。
こじぃはしきりに「やっとなれたな。やっとなれたな。」と肩をたたいてくる。
若トマトも嬉しそうだ。

僕が店主のおやじを呼んで
ザーサイを耳の中に突っ込んでやると
3人はつられて大爆笑した。

親父は全くノーリアクションでザーサイが耳から飛び出たまま
「ここのお店どうやって知った?」
と聞いてきたので
「前からは知らなかったんだけど、道歩いてたら臭い匂いがしたから偶然入った」
と答えたら
親父は
「耳になんか詰まっててよく聞こえねえ」
と言ってきた。
僕らはまたしても爆笑した。

僕はザーサイを取ってあげて
耳元で
「臭いから!!」
ってもう一度叫んだ。

親父は
「マジか…。店に消臭元置いてるんだけどな…」
と言って窓際の消臭元を指差した。
若トマトは席を立って消臭元を確認しに窓際まで行くと
「うわ!」
と言ってこちらを振り返った。

僕らが
「どうした!?」
と聞くと
若トマトは
「この消臭元、中に血便入ってる!!!!」
と言った。

親父は
「うわ、やっちまったーーーーー!!」
と絶叫しながら窓際に走っていき
若トマトを片手で吹き飛ばして血便入り消臭元を手に取って
厨房に持って行ってしまった。

僕らは壁際に吹っ飛ばされた若トマトにかけよった。
「大丈夫か!若トマト!!」

若トマトは
「あぁ、大丈夫だ。頭蓋骨複雑骨折、心臓破裂、歯周病くらいだ、大したこと無い。」
と言って死んでいったので僕らは安心した。



そうこうしてる間に店の親父はテーブルに何か皿を持ってきた。
その皿の上にはビデオテープが乗っており、ラベルには
「マジカル頭脳パワー(所ジョージ神回)」
と書かれていた。

こじぃが絶叫した。
「所ジョージを支持してる層って今どこら辺だ!!」

店の外からひどくしゃがれた年寄りの声で
「今、所ジョージを支持してるのは文明堂の社員たちだよ…」
と聞こえてきた。




僕は店の親父に聞いた。
「このビデオはなんですか…。そして、さっきの血便は何処にいったんだ…」

店の親父は無言でビデオを掴み床にたたきつけた。
ビデオは粉々に割れ、中から黒いフィルムが飛び出した。
そして
「なんかすっごい悲しくなってきた!!」
と絶叫した。




それから5時間の沈黙が流れた…。


沈黙の時を破ったのは
外から入ってきたたくさんのユーキャンで資格を学んでいる人たちだった。
それぞれの服には
「カラーコーディネーター」
「税理士」
「ボールペン字」
など、今、自分が学んでるものがゴシック体の太字で書いてある。



マーくん「凄いな。それぞれの特性に見合った幅広い"学び"をみんな頑張ってるんだな」

僕「そうだね、大人になってからの学習は人生をより豊かにしそうだね」

こじぃ「俺も初めてみようかな、公認会計士講座。」


とか言ってるうちにその中に一人、胸に
「煮干しの砕き方」
と書いてある人が居た。




僕「おい、一人だけ煮干しの砕き方を学んでる奴がいるぞ!!」

こじぃ「本当だ!ふざけてるのか!?」

マーくん「わざわざユーキャンで金を払ってまで学ぶことかよ!?っていうかなんでそんな講座が開講してるんだ!?」






煮干しの砕き方男は僕らをにやりと見つめてこう言った。


「エジプトに留学したいんでね…。」







僕「いや、エジプト語勉強しろよ!!」

こじぃ「エジプトで煮干しを砕くシチュエーションねぇよ!!」

マーくん「日本でも煮干しを砕くシチュエーションなんかねぇよ!!なんのつもりだ!?」




煮干しの砕き方男は構わず続ける。
「吾輩の超絶技巧を見せてやるよ…。」




僕「既に超絶技巧取得しちゃってるのかよ!!」

こじぃ「ちょっと見てみたいよ!!…ィビィックッ!!(←しゃっくり出ちゃった)」

マーくん「ってか自分のこと『吾輩』って呼んでるのかよ!!夏目漱石の小説かよ!!」




煮干しの砕き方男はポケットから広末涼子のポストカードを取り出し
「直射日光を避け高温多湿を避けて保存してください!!」と裏声で叫びながら
僕らの前でビリビリと引き裂いてしまった。




僕「…いや、煮干しは!?!?」

こじぃ「広末涼子と煮干しを勘違いしるのか!?…ィビィックッ!!(←しゃっくり止まらない)」

マーくん「あと、破いてるときの調味料のラベルに書いてありそうな注意書きのようセリフはなんだったんだ!?」





その時、いきなり、今まで点いていなかった台湾料理屋のテレビが突然点き、
画面には2000年にZEEBRAが笑っていいとものテレフォンショッキングに初登場したときのVTRが流れ出した。





僕「ZEEBRAなんか若い!!」



僕らと店の親父とユーキャンの生徒たち(合計26人)はその場に座ってみんなで放送を見た。

終わるまで誰も一言もしゃべらなかったし、誰も全く笑わなかった。

そして、VTRの最後に
黒い画面に白い文字で

「これ全部見た奴、明日死ぬ。
 どうせ死なないんだろ?って思いきや本当に死ぬ。」

と書かれていた。
明日まで待てない僕たちは
26人全員で首を吊って死んだ。
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[ 2013/04/29 01:58 ] 日記 | トラックバック(-) | コメント(-)


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