近所にゴミ屋敷がある。
外から見た限り、家の中は薄暗く活気も人気も無い。
しかし、たまに家の中で主がウロウロしているのを見かける。
その姿はまさに無気力人間で、何もする気が無いかのようだった。
魂を抜かれたかのように ただ呆然と何をするでもなく
家をさまよう彼はまさに廃人だった。
彼の人生に何があったのか、彼の人生はどうして、何によって変わってしまったのか。
その家を見ると いつもそう思ってしまう。
さて、冒頭から変なことを言ってしまったが話を変えよう。これはただの日々雑記である。
今日の本題はサザエさんである。
確かにサザエさんは狂っているのは間違いない。
いいかい?イクラちゃんは「YES」のときには元気良く「ハ〜イ〜!」と言う。
「NO」のときは不機嫌そうに「バ〜ブッ!」と言う。
一見した限り、まだ日本語を覚えていない赤子のように思えるが
タラちゃんは完全に大人の言語を理解している。
「YES」か「NO」かで答えるということは大人の喋ってることを理解していて成せることだ。
鯛子がイクラちゃんに「野菜も食べなさい」と言ったときイクラちゃんは不機嫌そうに「バ〜ブッ!」と言った。完全に鯛子の考えを拒絶している。これは「野菜も食べなさい」という文章を理解したうえで答えられる「バ〜ブッ!」なのである。イクラちゃん。できる奴だ。僕はイクラちゃんが怖くてたまらない。イクラちゃんがでてくるといつも僕の震えで我が家に地震が起きる。
カツオとサザエの壮絶な殺し合いから1年。波平の失踪から半年。カツオとサザエの二人の相打ちという最悪の結末から波平の謎の失踪までを残りの4人の家族は耐え切った。しかし、以前からそうであったがマスオとフネは一言も口を利かなかった。現在のサザエさんのオンエアを見ても、のめど彼らは会話をしない。同じ画面上にいるときも、二人は目すら合わさない。この2人に何があったかは分からない。
しかし、そんな殺伐とした中にも途切れることの無い「家族愛」は存在した。サザエさん一家は「家族愛」といったものを今の殺伐とした現代社会に体言して提示してくれていた。そのスタンスはずっと変わらないのかもしれない。マスオは必死に働き他のフネ・ワカメ・タラの3人を養った。以前より笑顔が減った家庭に必死に金を与え続けて生活した。
程なくしてフネが病気で他界した。最後の最後まで口を利かなかったフネとマスオだったが、マスオはフネを死ぬまで無言で見届け、フネの死を最後まで見届け続けた唯一の存在でもあった。二人は決して不仲ではなく、もっと深い「何か」でつながれていたのだろう。
フネが死んでからワカメとタラは家事に励み、マスオも必死で会社に勤めた。それはとてつもない苦労であった。しかし、3人は毎日を必死に生き抜いた。だが、ある日ワカメは「お父さんを探してくる」とだけ言い残し家を飛び出す。ワカメの死体はその3日後、東京湾で発見されることとなる。ワカメが病院で死んだと通告され、マスオはショックで家に戻った。帰ってきた家には首を吊ったタラが天井にぶらさがっていた。マスオは一人となった。サザエさんたちの愉快な笑顔が彼の前から消えた。
近所にゴミ屋敷がある。
外から見た限り、家の中は薄暗く活気も人気も無い。
しかし、たまに家の中で主がウロウロしているのを見かける。
その姿はまさに無気力人間で、何もする気が無いかのようだった。
魂を抜かれたかのように ただ呆然と何をするでもなく
家をさまよう彼はまさに廃人だった。
彼の人生に何があったのか、彼の人生はどうして、何によって変わってしまったのか。
その家を見ると いつもそう思ってしまう。
その家の主の名前は、マスオさん。

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構成、いいですね。
こういう、ダークな哀愁が青木龍一郎の真骨頂なんだと思う。
お久しぶりです。
おいしいネタでしたので、トラックバックさせていただきました。
それでは。
少し怖い
うまいね
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ジャスコの>>1さんだそうなので来ました。
不思議!
リンク貼ってくれて嬉しいです!
なんかもう嬉しすぎて焼きたてのトースター焦がしましたよもう!
もうサザエさん普通に見れないかもwww
ますおさんとフネさん確かにしゃべらないねww
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あるカメラマンが語る真実
近所にゴミ屋敷がある。外から見た限り、家の中は薄暗く活気も人気も無い。しかし、たまに家の中で主がウロウロしているのを見かける。その姿はまさに無気力人間で、何もする気が無いかのようだった。魂を抜かれたかのよう
[2007/09/01 22:07]
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そのうちきみどり SplashStar