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3人 

80年ぶりに外を歩いていたら前からおかめの仮面を被った3人組が歩いてきた。80年の間にこの外界はこんなにおかしな世界になってしまったのか。目で見えたものは当然真実だ。山崎真実だ。僕は下を向いて歩いた。

すると、おかめの一人が僕に話しかけてきた。
「こっちにおいでよ。すごく楽しいんだ」
もう一人がそれに続いた。
「こっちにおいでよ。とても気持ちがいいんだ」
さらにもう一人は小さな声でブツブツと呟いている。
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね…」
本当はこれを聞いて僕も頭がおかしくなればいいと思った。精神病院に再入院したいとさえ思った。でも現実は覚めない明晰夢。僕は今日も正常だ。健常者だった。それは頭がおかしくならないように部屋の中で、隅でずっと誰かを待ってたからなのかもしれない。きっかけなんてなくても動くことは出来るんじゃないか。僕はただただノートを鉛色に染めていた。ただ、文章を書くのに熱を出していた。

僕は彼らが「楽しいから。楽しいから」と言うので着いていった。到着したのはガストだった。3人は「おかめの入店は禁止です」と叫ぶ店員を殴り倒し、無理矢理席に着いて「ねぎとろ丼と小うどんセット」を食べ始めた。ねぎとろ丼と小うどんセットは僕の大好物だった。僕は聞いた。
「あの…。僕もお腹が減ったので食べていいですか?」

おかめは一瞬チラとこちらを向いたが、僕を無視して、また、ねぎとろをかっ込み始めた。僕の目の前には今、おかめが綺麗に3人横に並びまぐろを捕食している。

現実感の喪失。

ねぎとろ丼を完食し終わってテーブルに置かれた爪楊枝を互いに突き刺しあうおかめたちに僕は恐怖を覚えた。おかめたちは急に「あ、UFOだ」と言うので僕はおかめたちが指指す方向に目をやった。結局デヴィ婦人しか居なくて、再びおかめたちの方を向くとおかめたちはもう居なくなっていた。つまり、僕は彼らの食事代を払うハメになったわけだ。

現実感の喪失。

2007年以降引きこもり始めた僕。2087年に僕は再び地上に出た。おかめに会った。ガストがまだ健在していた。

でも太陽が無いんだ。


地上に太陽が無かったんだ。
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[ 2007/09/04 21:39 ] 日記 | TB(0) | CM(5)

青木龍一郎の目には俺らには見えない、何か奇怪なものが見えてるんだと思った。
今回はその奇怪なものに脅える青木の姿のみが描かれていてとても良かった。
[ 2007/09/04 22:37 ] [ 編集 ]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
[ 2010/03/10 12:04 ] [ 編集 ]

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